節約

コンセントをこまめに抜いてもお金は貯まらないぞー!

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よくテレビや雑誌などで紹介される「節約術」。しかし、たくさん存在する節約術も全部が全部みなさんの生活にとって役に立つかといえばそうではなくて、はっきり言って面倒なだけでメリットが全然ないものも少なくないのです。

今回の記事は、そんな「どうしようもない節約術」のひとつ「コンセントをこまめに抜く」について語ってみようと思います。

コンセントをこまめに抜くと得られる効果

一般に、電化製品には「待機電力」という、使ってなくても消費される電力というものがあったりします。これに着目した節約術になります。

待機電力の分電気代が浮く

コンセントに繋がっている電源プラグを抜くと、電気が供給されなくなるので、この待機電力がかからなくなります。

つまり、こまめにチェックして使ってない電化製品の電源プラグは全部抜いておくと、待機電力の分電気代かかからなくなって、お得だよ……というお話です。

今すぐ実践できる

加えて、話を耳にしたらすぐ実践できますし、引っこ抜くだけなので面倒でないから、庶民でも無理せず続けられる節約術、として知られていたりします。

が、やんないほうが良いです。どうしてなのか次で説明しましょう。

コンセントこまめに抜いても無駄だよ!

ひとことで言えば全然儲からないからです。

微々たるものです

まず待機電力を使う家電というのはエアコンとか温水洗浄便座とか石油ファンヒーター、あとテレビのようなものなのですが、最近の家電というのは性能が本当に高くて、全体の消費電力がどんどん少なくなっています。

当然待機電力も少なくなっていまして、平成11年の頃は1世帯あたり400kWh/年だったところが、その10年後である平成24年には半分強の228kWh/年まで下がっています。
(出典: 平成24年度エネルギー仕様合理化推進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書 | 一般財団法人省エネルギーセンター

228kWh/年を東京電力の「従量電灯B」プランで40A契約の場合と仮定しますと、第一段階で1kWh19円52銭、一番高い第三段階でも30円くらいですから、

30 × 228 = 6840円/年

ということで1年あたり待機電力で7,000円くらいかかってると言えます。月に直すと570円/月、一日あたりに直すとたった19円/日です。

たかが1日19円のためにいちいちコンセント抜いたり挿したりしてるの、バカバカしくありませんか

待機電力が必要な家電は限られているし、必要な電力です

更に、待機電力自体必要な家電が限られています。

おうちにある代表的な家電製品を考えてみましょう。実はそれらの殆どは待機電力自体発生しません。

  • 洗濯機(予約運転する場合は別)
  • 電子レンジ
  • 乾燥機
  • パソコン
  • 炊飯器
  • 照明 などなど。

逆に待機電力ないし「常時コンセント繋ぎっぱなし」が必要なものはむしろそれがないと成り立たないものばっかりです。

  • エアコン(タイマー運転は便利!)
  • 冷蔵庫(そもそも常時稼働)
  • 空気清浄機(同じく常時稼働)
  • 温水洗浄便座(コンセント抜くと冷たいですよ)

ということは、待機電力の発生しない家電製品に向かって頑張って抜き差しを繰り返していて、そもそもコンセント抜くという行為自体が意味なかったという可能性があります。各家電の待機電力は調べてみると面白いかもしれませんね。無駄なことをしていたらそれこそ時間の無駄遣いです。時は金なり!

もっと簡単で合理的な節約方法があります

さて、1日19円しか節約できない上にそもそもあんまり恩恵に授かる家電が無いかもしれない、ということがわかったところで、もっと合理的に19円以上節約できる方法をお教えしましょう。

簡単です。1日19円以上消費する行動を制限するんです。特に買い物に目を向けると効果的です。

  • コンビニに寄らない(菓子パン1個100円!19円の5倍ですよ5倍)
  • ペットボトルではなく水筒を使う(500mlペット1本130円!)
  • etc.

家電関係ないだろ!って思ったでしょ?でも本質はお金を無駄に使わないことですよね。だったら、同じ面倒くさい行動でもコンセント抜いて回るよりコンビニに寄るのを頑張ってこらえたほうが達成感も節約効果も大きいわけですよ。そしてコンセントと同じで今すぐ始められる!あとはやるだけです。

まとめ

コンセントをこまめに抜くとなんか節約した気分になりますが、実際のところ以下のような感じで、

  • 1日19円くらいにしかなってない
  • それどころかこまめに抜くこと自体が意味をなしてないかも

そんなことより普段の生活からもっと節約できそうなところを探したほうが効率的だよ、っていう話でした。

いやぁでも節約術って意志が必要で難しいんですよね!そこらへんの対策はまたどこかの記事で書くことにします。

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